1次トーナメント3回戦vs市立稲毛 前後半

2017/07/30 迎えた3回戦。ブロック準決勝。ホームの船橋東高校グラウンドにて、市立稲毛高校を迎えての対戦となりました。


私が会場に着くと、ちょうど試合前の円陣を組んでいました。


いよいよ試合開始です。


右サイドで得たFKから、5番の安西くんがヘディングを叩きつけ、先制ゴールを奪いました!いいぞ!!


この後、相手フリーキックから、ヒヤリとする場面が!


前半はこのまま1-0でリードのまま終了。


いよいよ後半キックオフ。


さて、この後ですが。相手にフリーキックを与えます。


ロングフィードをヘッドでコース替えられて、同点に追いつかれてしまいました。


さて、このあと、相手の選手が傷んで、試合をとめてー。と相手チーム。そこでタッチの外へボールを出します。様子をみて大丈夫との判断で試合再開となるのですがそこで問題のシーンが。相手がスローインで船橋東ディフェンスの方へボールを投げ入れます。主審の判断はスローインで試合再開ということで間違いなかったでしょう。ところが、ベンチから、「下げるな~」という声が飛んで、ピッチの選手たちは「?」と動きが止まりました。

市立稲毛の選手からすると、いったん船橋東の選手にフリーで返した、という判断でプレスをかけ、ボールを奪い、ゴールに向かいます。

船橋東の選手としては、「再開方法が違った?」と思ったのだと思います。棒立ちになったところをかっさらわれ、得点を奪われてしまいました。逆転。1-2。



どんな説明が主審から選手に行われていたかはわかりませんし、今更聞く気もありませんが、このとき、市立稲毛ベンチの指導者からは、こういった内容の言葉が発されていました。「今のは、ダメだ、失礼だよ。ちゃんと返して向こうのプレーが始まってからだ。(ルール上は得点は認められてしまうだろうが)一点お返ししよう。オウンゴールでいい。一点返せ」という内容でした。

審判のジャッジは覆らないだろうな、と私も思っていました。スローインのリスタートでおかしくありませんでしたし、ベンチの声があったにせよ、笛もなっていないのに自分たちのセルフジャッジでプレーを止めてしまったわけですから、厳しいことを言えば、こちらに非があるのです。

結局、得点は認められ、船橋東のセンターサークルからのキックオフで試合は再開になりましたが、市立稲毛の選手たちはセンターサークルから蹴られたボールを、GKが受けると、自陣ゴールへ本当にオウンゴールを入れて、同点とし、試合を振り出しに戻してから再び試合を始めました。

しかし、何というシーンでしょう?指導者の教育的な配慮というか、フェアプレー精神の素晴らしさ。そして、それを素直に受け入れて、実行する選手たちも素晴らしかったと思います。これぞ高校サッカーの素晴らしさではないでしょうか?


惜しかった!!


稲毛の10番のフリーキックの精度は本当に脅威で、なんども危ないシーンが。すごく強いチームではないと思いますが、自分達のストロングポイントをしっかり生かせるチームだなあという印象


両チーム、次の1点を最後まで狙いますが、2-2のまま80分を経過。終盤は市立稲毛の猛攻をなんとかしのいでの前後半終了。延長戦へ突入します。

0コメント

  • 1000 / 1000

FUNABASHI East FC観戦記

御縁があり応援しているFUNABASHI East FC の追っかけ観戦記。その① Jan.2017-May.2018